ひとくちに終活といっても、やることはいろいろあります。
すっきりと整理するためには、亡くなるときに備える「終」と自分らしく生きるための「活」に分けてみましょう。
2つに分けて考えると、やるべきことが見えてきます。
▼終のやることリスト
■家族に伝えることをまとめる
家族に伝えておきたいことは、エンディングノートや遺言書に書いておきましょう。
エンディングノートに特別なルールはないので、
葬儀やお墓の希望などを好きな形で書いてみてくださいね。
財産などの法的効力が必要な事柄は、遺言書に書くことをおすすめします。
■断捨離をする
不要なものが大量にあると、残された家族は片付けに苦労するものです。
長く使っていないものなどは、思い切って手放してしまいましょう。
■遺影の撮影
生前に遺影用の写真撮影を済ませることは、家族の負担軽減につながります。
自分で納得できる写真を使ってもらうためにも、事前に撮影しておきましょう。
▼活のやることリスト
■やりたいことを書き出す
前向きに生きるためには、本当にやりたいことをピックアップし、リストを作りましょう。
自分の望みが具体的になるため、行動を起こしやすくなります。
■現在の資産の把握
やりたいことがわかっても、お金が足りなければ実現できなくなってしまいます。
老後の生活のことも考慮し、資産を改めて確認しておいてください。
■住まいについて考える
自分らしい生き方には、住まいも重要です。
子供との同居や老人ホームの利用など、理想的な暮らしができる方法を考えておきましょう。
▼まとめ
終活をスムーズに進めるためには、やることリストの中で優先順位をつけることも大切です。
すべてを一気にやろうとすると、挫折してしまうこともあります。
「これだけは外せない」というものから、順番に手を付けてみてくださいね。